ナポレオン・ヒル 「思考は現実化する」

【携帯版】思考は現実化する
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ナポレオン・ヒル

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ナポレオン・ヒルは1883年生まれの方で、25才の時、カーネギーにインタビューした際、多くの成功者をインタビューして成功哲学をまとめる仕事をしないかと誘われ、それを開始しました。報酬はなし、20年間かけて500人にインタビューするという壮大な話に1分以内でやるという回答をしたんだそうです。カーネギーはナポレオン・ヒルの前にも多くの人に同じ話をもちかけていたものの、1分以内に回答しなかった人は対象から外していたそうです。

20年かけなければならなかったのは、成功しそうな人の成功への道のりを追うためだったようです。単に成功し終わっている人たちにインタビューしたわけではないのです。

そして約束通り、20年後の45才の時に、「Law of Success」という16セッションからなる成功法則のプログラムを発表します。

その後、フランクリン・ルーズベルト大統領の補佐官を務め、さらに成功者の研究を続け(その後、引き継いだ人の行った調査も含め、これまで80年間で調査対象は2500人にまで及んでいるそうです)、54才のときにこの「思考は現実化する」を発表し、70才で17セッションからなる家庭学習プログラムを開発し、79才でナポレオン・ヒル財団を設立し、1970年に87才で亡くなっています。

その後もナポレオン・ヒル財団は活動を続けており、世界でも日本でも数々の成功者を世の中に送り出しています。

アブラハムのチャネラーであるエスターおばさんの旦那さんが、ナポレオン・ヒルの本を読んで富を得、その後、奥さんのエスターさんがアブラハムと交信出来るようになって、ナポレオン・ヒルの言っていることとアブラハムの言っていることがつながったと書いてあったので、私は逆の順番で、先にアブラハム、そして次にナポレオン・ヒルの本を手にしました。

で、つながっちゃいましたよ~~!

アブラハムの話は、エスターさんが神様みたいな存在とつながってそのメッセージを伝えているという、スピリチュアルで、ちょっと怪しく、その手のことを信じない人に馬鹿にされそうな話なのですが、ナポレオン・ヒルの方は、最終的に80年をかけて2500人を調査した科学的な研究の成果なので、その手のことを信じない人も何も言えませんよね。

でもね、その科学的な調査が行きついたところがアブラハムの言っていることと同じところだったわけなのですよ。

そして、私が若い頃から経験していた、本気で思っていたら実現する、本気になれない時も、繰り返しイメージングしてそれを信じるところまで持っていっていれば実現する、ということを統計学的にみつけていた人がいたんだ、といういやまあびっくりな発見だったわけです。

私は自分の経験とアブラハムの本の知識を持った状態で読んだので、とてもすんなりと読むことが出来ました。それでもさすがに大勢の人をインタビューして得た情報を整理してまとめているだけあって、いろんなことが体系的にまとめられていて改めて勉強になることはたくさんありました。そういう前知識なしで読むと、習熟するまでには何度も読み返す必要があるかもしれませんが、お金を儲けるということだけじゃなく、豊かな人生を送るために有意義なことがたくさん含まれているので、読んで損は絶対ないと思いますね。エスターおばさんの旦那さんは1000回くらい読んだんだそうです。

後で自分でサマリーとして振り返るのにも使いたいと思いますので、簡単に内容を書いておきます。

1. まず、願望の設定があらゆるものの達成の出発点であるということ

願望実現のための6カ条は

(1) 願望をはっきりさせること
(2) 望むものをえるために代わりに何を差し出すかを決めること
(3) 願望を取得する最終期限を決めること
(4) 願望実現のための詳細な計画を立てること。すぐに行動に移ること。
(5) 以上の4点を詳しく紙に書くこと
(6) 紙に書いたこの宣言を起床直後と就寝直前になるべく大きな声で読むこと。そのとき自分は既にその願望を実現していると考え、信じ込むこと。

単なる望みを持つことと、願望を現実のものとして受け入れようと心の準備をすることは全く違う・・・私、この意味、実体験としてよく分かっています。腑に落ちるというのかな、受け入れた瞬間を感じることが出来るんですよね。

2. 信念は願望実現の原動力である

この腑に落ちた願望を「信念」と呼んでいるようです。そして腑に落とす力は意欲で育てることが出来ると言っています。そして否定的な思考もまた「信念」となり、否定的な「信念」を持ってしまうと、その通りになってしまうとのこと。つまりは引き寄せの法則ですね。ナポレオン・ヒルは潜在意識の力としてこれを説明しています。

3. この信念を意図的に作るために深層自己説得という方法を使うこと

願望実現の6カ条の宣言を読み上げるところで、単に読み上げるだけじゃなく、感情を込めて読み上げること。

それを続けることにより、潜在意識にイメージを植え付けちゃうんですよね。これはJALの稲盛さんがカラーでイメージできるまでイメージングを続けると書いてあったのと同じことなんだと思います。私も60才の時の自分のイメージングをしょっちゅうやってます。いつも同じ絵を描き続けてます。ダイエットにも使えますね。

4. 成功するための13の原則と失敗の30の原因

ここまで整理してるってすごいですよね。そして自己分析の方法なんかも載ってます。

5. 速やかな決断

6. 忍耐力

「逆境の中には、すべてそれ相応かそれ以上の大きな利益の種子が含まれている」

忍耐力を身につける4つのステップは

(1) 燃えるような熱意に支えられた明確な願望や目標を持つこと
(2) 明確な計画を立て、それを着実に実行していくこと
(3) 親戚、友人、周囲の人たちの否定的な、あるいは意気消沈させるような意見をきっぱり拒絶すること
(4) 目標と計画に賛成し、激励してくれるような人を一人、あるいはそれ以上の人を友人にすること

7. マスターマインドの力

ナポレオン・ヒルは、同じ価値観を共有できる人たちとグループを作り、しょっちゅう会って意見を交換し合うことによって、エネルギーやアイディアを生み出していくことを勧めています。うーん、これはやってなかったなぁ。

8. 潜在意識の活用、頭脳は宇宙が宿る小さな器であること

この辺からアブラハムに近くなってきます。人間の脳は、一般的な人々が考えている程度の使い方をするだけのために作られたと思えないほどの機能・容量を備えているから、本来は別のことに使えると考えた方が自然である。脳は思考の振動の送受信局であり、他人や他の物の振動を受信してその情報を受け取ることが出来るのだ・・・というようなことです。

かいつまんでいうと、宇宙はすべて波動で出来ていて、人間の思考もすべて波動であり、人間の脳にはそれを受信する力が備わっていて、それをうまく受信すると「ひらめき」という形でさまざまなことに活用することが出来、人類や宇宙の英知を好きなだけ使うことが出来ると。そして宇宙全体が波動のうねりとして存在しているので、ポジティブな波動で願望を潜在意識に叩き込んでおくと、そのうち実現してしまうのだ・・・とそういうことになるわけですよ。

だからブレーンストーミングをやると、互いの脳が刺激し合っていいアイディアが浮かんだりするんだと、現実的な事例も挙げられていました。

エスターおばさんが交信しているのも、アブラハムという人格のようなものがある神様みたいな存在ではなく、宇宙に満ちている波動のうねりそのものなんじゃないかなという気がします。万人および万物の知性みたいなものが波動のうねりとして存在していて、何か問いを投げかけるとそれに対する答えがうねりの中から引っ張り寄せられてきて、エスターおばさんがその英知を言葉にして語っているだけじゃないかなって。テレパシーのすごい版みたいな感じで。

そういう意味では、悟りを開く、じゃないけど、瞑想したりなんかして潜在意識を宇宙の波動のうねりと同化させる訓練をしたりするのも大事なことなんでしょうね。

ヨガとか、瞑想とか、テレパシーとか、いろんなことがつながっちゃうでしょ。ここに真理があったんですね。うまく書けませんが、これが腑に落ちた時は興奮しちゃいましたよ。

その他、まだまだいろんなことが書かれていましたが、2500人の成功者、失敗者を分析した結果、そこに行きついちゃったというところがすごいと思うんですよね。

こういうことを信じるのも信じないのも人の勝手ですが、信じる人は、信じない人の言うたわごとには耳を貸さず、宇宙の英知を活用して、自らの有意義な人生に活かしていけばいいんじゃないかと思います。信じない人はお好きにどうぞ。議論するつもりはありませんので。って感じで。

この本は600ページ近くありますが、繰り返し読みたい本ですね。

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この記事へのコメント

あつこ
2011年01月28日 07:52
7番のマスターマインドのところだけど、エスターによると(というかアブラハムによると)、これは実は「実力者の人間の輪」という意味ではなく、Devine Intelligence,つまり自分の中の知恵、つまり源という意味でナポレオンヒルは書いたらしい。でもやっぱり出版社が、もっと一般にも受け入れやすいように書き換えたとか。
そういわれてみれば、私もこの本読んだとき、この部分だけがちょっとぴんとこなかったんだよね。納得しないわけではないけど、ちょっとトーンが違うというか。
私もブログに昔感想を書いてました。よければ見てみて。
http://myfordfarmdiary.blogspot.com/2010/01/think-and-grow-rich.html
管理人
2011年01月28日 08:46
あつこ>そうなのか。本の中ではかなり具体的に仲間の作り方から会い方から議論の進め方まで詳しく書いてありましたけどね。以前のブログに書いてあったんですね。多分、私も昔々、前のバージョンを英語で読んだんじゃないかと思います。確かにアブラハムの本を読んだ後に読むとよく分かりました。昔読んだときはまだ理解できるレベルにいなかったんでしょう。本もぴったり当たる時期ってのがありますね。それにしても再び不愉快なコメントを目にしてしまい思い出してしまいましたよ。こういうのが気にならないようにならないとねぇ。これが私の課題ですね。
Sokichi
2011年01月28日 10:17
なるほど。今の私の流れからすると読まない分けにはいきませんね。ところで、この本、ブクログに登録されてます?せっかく買うならあくあさんのアフィリエイトに貢献したいのでアフィリエイトリンク貼ってもらえると助かります。それから購入します。
管理人
2011年01月28日 14:15
Sokichiさん>アフィリエイトリンク忘れてました。貼っておきました。よろしくお願いします!
Sokichi
2011年01月28日 17:53
ありがとうございます!早速注文させていただきました!
管理人
2011年01月30日 02:11
Sokichiさん>ありがとうございました!
しのりん
2011年01月31日 20:41
読みたい本がまた1冊増えました。あくあさんの読書はマッハのスピードですね!
管理人
2011年01月31日 21:59
しのりんさん>そうですかね。今年は何冊読めるか数えてみようと思ってます。