iPad2で夢の電子書籍ライフがかなり完成しました

積年の夢がかないました。

思えばいつから取り組み始めたんでしょうねぇ、電子書籍への道・・・。

これを記念して(?)、私が求めていたものと、たどって来た道、そしてようやくたどり着いた解決策、最後に今後の課題について書いておきます。

ついでに、あまりにも重くて読めずに長い間放置していたビル・クリントンの「マイ・ライフ」を電子化した様子のビデオをつけときます。片手で撮影しながらやったので、少々お見苦しいですが。



1. 私が求めていたもの

私は主に電車の中などでたくさん本を読むのですが、複数の本を同時期に併読していて、そのときの気分で読む本を選びたいにもかかわらず、何冊もの本を持ち歩くのはとても重いという問題がありました。よって、電子書籍を電子書籍リーダーに入れて持ち歩ければこの問題は解決すると考えていました。

2. たどってきた道のり

①キンドル

まずはアメリカのアマゾンが発売した初代キンドルを買いました。アマゾンが通信費を負担してどこででも電子書籍をダウンロードすることが出来、対象となる電子書籍もどんどん増えて行ったので、「これはいい!」って感じだったのですが、いかんせん英語の本ばかりで、日本の書籍に対応していなかったのが最大のネックでした。このままでは日本の情報に疎くなると結局日本語の本を読むようになり、キンドルを手にする機会が減ってしまいました。

②自炊

では自炊して紙の本をPDF化しようと裁断機とスキャナーを買いました。そのときの模様は2010年9月18日の記事に書いてあります。

この裁断機とスキャナはすぐれもので、簡単にPDFを作ることは出来ますが、今度はリーダーが問題でした。やはりiPhoneでは小さすぎて、文庫本が精いっぱいです。そもそも重い本を軽くして持ち歩くことが目的だったんだからこれではあまり解決策になりません。

③ガラパゴス

12月にいよいよソニーと東芝から電子書籍リーダーが出るということで、いろいろ調べたり手に取ったりした結果、シャープのガラパゴスを買いました。

しかし、シャープが自分の電子書籍ショップから本を買わせたいからなのか、PDFの文字がかすんで超読みにくいんですよ。画面はあんなにきれいで、雑誌などはとても読みやすくなっているのにPDFはかすんでるなんて、陰謀としか思えない!

しかもソフトの不具合でパソコンとのと同期が取れなくなり、その修復までに2カ月くらいかかりました。

ガラパゴス用の電子書籍ショップは、アマゾンに慣れている私にとっては超つかいにくく、かつ読みたい本はほとんどないので、結局使わなくなってしまいました。

ガラパゴス、端末のサイズや重さはちょうどいいんですけどね。まあでも画面サイズより大きな本をPDFにして読もうと思うとどうしても縮小されるので文字がかすむのは仕方がないのか・・・。

結局、ハードカバーの本と同じくらいの画面サイズがないとリーダーとして使えないんだということがよく分かりました。だからキンドルもあのサイズなんでしょうね。

④iPad2

で、iPad2を待ちわびてた訳ですよ。震災で発売が延期になりましたが、ようやく手に入れました。電子書籍リーダー以上の機能がつまっているので、ちょっと重いのが玉にきずですが、それはそれでその他の目的にも使えるのでもうちょっと軽くなる日まで我慢することにします。

3. 現在の使い方

①アマゾンで紙の本を注文する

②紙の本がアマゾンから宅配便で翌日には届く

③紙の本を裁断機で裁断する

④裁断した本をスキャナでPDF化し、紙は捨てる

⑤PDFファイルをiTunesのライブラリのブックに移す。ちなみにこの「ブック」が見当たらなくて困っていたのですが、Yahoo!知恵袋で調べたら、iTunesの編集⇒設定でライブラリに「ブック」を追加すればいいとあって、解決しました。

⑥iTunesで「ブック」をiPadに同期する。

⑦iPadのiBooksのPDFの書棚にその本が並んでいるので、選んで読む!

ちなみに、GoodReaderのようなアプリで読むことも出来ます。GoodReaderはトリム(PDFにした書類のまわりの白い部分を取り除いて文字の部分を大きく表示する)も出来ます。

4. 今後の課題

●どう考えても紙の書籍を買って、切って、電子化して読むのは面倒なだけでなく、紙も無駄だし、紙の書籍を作り上げて配達する労力も無駄です。本が紙である意味なんて、紙の本に馴染んだ古い人のノスタルジー以外に何もないと思うので、早く全面電子化の時代になって欲しいものです。百歩譲って、新聞には大きな紙面で情報を一望するという意味で電子書籍にはない利点があると思いますが、紙の本の利点って何かあるかな?歴史の香りとか、前に読んだ人の書き込みが思い出を云々とか・・・?私は臭い本は読めないので、図書館苦手なんですよ・・。

●電子書籍の技術の標準化、書店とリーダーの組み合わせの自由化が必要ですね。今はここのショップで買った本はこのリーダーで読めないとかいう問題があって、まるでVHSやブルーレイの戦いのときのようです。これ、ほんと不便なので早く片づけて欲しいものです。そしてアマゾンのような好きな本を見つけやすいショップで選んで端末にダウンロードして、あるいはクラウドに置いておいて複数の端末から好きな時に続きを読めるっていう時代に早くなって欲しいなぁ。

アメリカで電子書籍が全書籍売上高の50%を超えたというニュースがありましたね。

そういう意味では日本はまだ電子書籍元年程度の話ですけど、あと5年くらいしたらそういう世界になってるかもしれません。

それまで自炊して耐えます。

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この記事へのコメント

Chris
2011年05月29日 21:55
うーん。なるほどね。確かにipad2で自炊できることはわかりましたが、アクアさんの言われるように、そのプロセスには、かなり無駄な部分がありますね。ネット上には自炊業者なるものもあることを確認しましたが、本当に早くどんな端末でも本がダウンロードできるようになってほしいですね。私にも本が紙である理由はほとんどないんですよ。最近、技術の問題ではなく出版業界の問題なのかなと考えるようになりました。
管理人
2011年05月29日 23:25
Chrisさん>技術の問題なんか何も残ってないと思いますよ。明らかに既得権益との戦いだと思います。日本はそういうの苦手ですけど、いざ大勢が決まった時の勢いはいいので、さっさとその壁を乗り越えて欲しいですね。
あつこ
2011年05月30日 07:31
そのアメリカの話本当かなあ。ちょっと信じがたい。だってアメリカってアラバマとかカンサスとかの超保守的な田舎もも入れてでしょ。ニューヨークだけだとしても信じがたいけど。

ところでアメリカって人口の平均読書数日本より無茶苦茶低いって知ってた?(一人平均1年1冊くらい。でも実はイギリスでもそんなもんちゃうかと私はひそかに疑ってますが。)その辺も関係あるのかも?
管理人
2011年05月30日 07:41
あつこ>保守的な田舎の人は新しい本を買わないで図書館の本とか読んでるのかも?この統計は新しい本の販売数だったと思います。読書量はそんなもんでしょうね。読まない人はおそらくゼロだろうからね。そしてゼロって言う人、世の中には結構いる気がします。
Chris
2011年05月30日 20:15
そのニュース記事ってたぶんこれじゃないかな。「米インターネット通販最大手のアマゾンは19日、同社の米国通販サイトで、電子書籍販売数が紙の本の販売数を上回ったと発表した。4月以降、紙の本を5%上回るペースで売れているという。

 同社の「キンドル」など専用端末が急速に普及し、持ち運びや購入に便利な電子書籍が紙の本に取って代わりつつある。今年の電子書籍販売数は昨年同時期の3倍に達しているという。

 ジェフ・ベゾス最高経営責任者(CEO)は「こういうことがいずれ起きると思っていたが、こんなに早いとは想像もしていなかった」とコメントした。

 アマゾンは2007年11月にキンドルと電子書籍の販売を始めた。同社の米国サイトは現在、95万冊以上の電子書籍をそろえ、8割近くは9・99ドル(約810円)以下で売っている。キンドルは初代が399ドルだったが、値下げを進め、今月には114ドル(約9200円)のモデルを売り出した。」
朝日新聞がデジタル化されて、こういう過去の記事の検索は本当に楽になりました。

管理人
2011年05月30日 22:58
chrisさん>ありがとうございます。多分その記事です。今日も日経新聞の記事にグラフが出てましたが、それは、アメリカの主要出版社の紙の本の販売数に対し、電車書籍が50%になったというものでした。去年になって急激に伸びたようです。こういうものは、一線を超えると急に伸びるんでしょうね。
しのりん
2011年05月30日 23:26
超多忙なのにささっと切り換えて、自炊。。。スピード感がすごいです。
電子書籍が主流の時代になるんでしょうねぇ。私も興味津々。
それに部屋が本で散らからなくて良いですね(笑)
あ、図書館の臭い、私も嫌いです(^^;

ipad2・・明日、みに行ってみますね。きっとほしくなるんだろうなぁ。家で使うのにWindowsマシンでなくてもよいですよねぇ。
管理人
2011年05月30日 23:38
しのりんさん>書籍の電子化は長年の夢でしたからね。でもやっぱりめんどくさいのでなかなか進みません。iPad2、見ただけで欲しくなるかどうかはわかりませんけど、使っているとその良さが徐々にわかってきます。でもExcelとかは使えないので、完全にパソコンの代わりになるわけではないですよ。