不労所得をどうやって作るか

先日セッションに来られた方が、いつまでもサラリーマンをし続けたくないので、不労所得を作らないといけないと思うんだけれど、なかなか着手できないというお話をされていました。

どんな方法で不労所得を作ろうと思っているのか、いくらの不労所得を作りたいのかとお聞きすると、「投信でも買って・・・」、「せめて家賃くらいは・・・」とのこと。

家賃が仮に年200万円だとすると、投信の配当金で支払うには、投信の配当利回りが10%だとしても、元本が2000万円必要です。

投信の配当利回りを10%に維持するのはとても大変なので、5%だとすると、必要元本は4000万です。

実際のところ、金融資産で配当利回り5%を維持するのはとても大変ですので、つまり、元本は4000万円以上必要ということになります。

また、配当利回りが5%で、それを全部家賃として使ってしまうのであれば、投信の元本は全く増えませんので、インフレ率分、毎年元本は目減りしていきます。

本当は、投信等は運用利益は元本に追加投資して、元本をどんどん増やした方がいいんですよね。

ということで、地道に投信を積み立てて、それで家賃を支払うほどの不労所得を作るというのはかなり大変なことだということがわかります。

一方、不動産投資の場合はレバレッジが効きます。

普通の金融資産に投資をする場合は、銀行はお金を貸してくれませんが、不動産は銀行が助けてくれる珍しい投資対象なのです。

1億円の物件を買うときに、頭金が1割だとすると、頭金1000万円と諸経費500万円くらいの、計1500万円くらいの持ち出しで、1億円の投資が出来ます。表面利回りが8%で、銀行の金利が3%だとすると、手取りの利回りが単純に5%くらいになります。そこから空室リスクや管理費、その他諸経費を引いて、仮に手取りの利回りが3%になったとしても、1億円の3%ですから、1500万円の投資で、300万円残るのです。

★ちなみに不動産の利回りは物件によりまちまちであり、銀行に払う頭金の割合や利率は、物件や投資する個人の信用によって異なってくるので、これはかなり大雑把な例にしかすぎませんのでご注意ください。

一方、事業に投資する場合、先日、事業家の友人から聞いた話では、介護事業に1500万円出資したところ、年間900万円くらいの利益が出ているそうです。2年で出資金を回収できますから、これはすごいですね。

何が言いたいのかというと、投資の仕方によって、同じ元本を投資しても上がりは随分と違うということです。

もちろんハイリスク、ハイリターンです。

小さなお金で大きなお金を得ようと思えば思うほどリスクは高いので、元本をすってしまうリスクもあります。

自分はいくら欲しいのか、どのくらいリスクを取るのか、そのバランスで投資の仕方を決めなければなりません。

投資対象は無限と言っていいほどあり、唯一の答はありません。

詳しい人に聞いたら正解があるというものではありません。

勉強をして、自分で選択し、決定しなければならないのです。

投資は大学4年間分くらい勉強すべきという話もあるくらいです。

まずは、いつまでにいくらの不労所得を作りたいのかを決めること。

そして、どのくらいのリスクを取るかを決めて、投資を始めること。

一気に投資する必要はないんです。

少しずつ積み上げていけばいいんです。

まずは投信の積立からでもいいんです。

1000万円までは金融資産を積み上げ、1000万円を超えたら、実物資産を考える、そのくらいがいいとも言われています。

ま、何でも同じことですが、「不労所得を作らないとなぁ」と漠然と思っていても何も始まりません。

目標はあとで変えてもいいので、まずは「1年に○○円の不労所得を作る」と決めて、その方法を考え始めた方がいいと思いますね。

昨日書きましたが、「英語が出来るようになるといいのになぁ」と漠然と考えていても、一言もしゃべれるようにならないのと同じですね。

自己実現のためには、心の底、潜在意識の底で決意するのがまず第一ですね。

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この記事へのコメント

あつこ
2014年04月22日 20:28
すごく分かりやすくて参考になりました。いや、参考って言うか、すぐアレコレって言うわけじゃないけど、とにかく分かりやすかった。これからも時々書いてね。
私なんて、不労所得といえば、本書いて印税・・しか思い当たらないけど。
上の例で1億の不動産に投資するとしても、1000万頭金あれば銀行は貸してくれるってわけじゃないでしょ。投資対象の不動産ローンでも、銀行の貸し出し基準はその人の年収なわけ?
管理人
2014年04月22日 21:56
あつこ>そうか、この程度の書きなぐりでも役に立つこともあるのね。24年も金融やってて、自分じゃ当たり前で大した知識じゃないと思ってても、世の中的には価値あるのかもね。また書きますね。ちなみに、不動産投資に対する銀行の貸付は、個人の信用に貸すもの、不動産の価値や、賃貸業の事業に対して貸すものなど、違いがあります。不動産自体に価値があり、担保価値を十分提供できれば、本人の信用は比較的問われないと思うけど、海外在住はどうかなあ。印税ね、今度書くけど、不労所得と呼べるほどにしたければベストセラーを書くしかないよ。