どうすれば英語が出来るようになるか

大嫌いな英語を仕事で使えるレベルにしたいというご希望のクライアント様がいらっしゃいました。リピーターさんで、前から存じ上げている方です。

私が外資で長い間働いていたからというのもあるのでしょう。英語が出来るようになりたいというご希望をいただくことはよくあります。

練習会で軽くヒプノをやるようなときは、英語が出来るようになってすごくいい気分になっているイメージをしていただきます。

イメージは暗示になるので、それによってセルフイメージを書き換え、英語が好きになる・・・ことは可能です。

でも、一方で、毎日毎日自分の顕在意識が潜在意識に暗示を入れ続けてるんですよね。ですから、自分は英語なんか出来るようになるわけない、英語は嫌いだ・・・などといったことを、顕在意識が潜在意識にささやき続けていると、いくらヒプノセッションの際に一度くらい暗示を入れても、じきに上書きされてしまい、暗示の効果は、逆の暗示によって打ち消されてしまうのです。

一度、ヒプノセラピーを受けたら夢のようにセルフイメージが書き換えられて、突然英語が喋れるようになる・・・な~んていうことはないのです。

ちなみにトラウマの解消は別ですけどね。ヒプノでトラウマを解消しようとするときの方法は暗示を使うわけではないので、トラウマは一度で解決する場合もあります。

もちろん英語が出来ないのもトラウマが原因という可能性はあります。

子供の頃に英語を喋ったらいじめられたので、潜在意識では英語が出来るようになってはいけないと思い込んでいるとか・・・・

でもまあ、日本人の場合、そこまで考えなくても、ただ単に日本の教育がいまいちなせいで英語が出来ないまま今に至っている方はいっぱいいらっしゃいますからね。

トラウマでもなく、ヒプノの暗示も効かないのであれば、どうするのか。

それはヒプノというより、メンタリングかカウンセリングに近いのですが、その方は何故英語が出来るようになる必要があるのか、出来ないとどうなるのか、そのメリット、デメリットをはっきりさせていくんです。

仕事のために英語が出来た方が都合がよいという理由があっても、よくよく掘り下げてみると、一方では出来なくても困らないと思っていたりします。その程度の動機では英語の勉強は続きません。

人は喜びを得るより、苦しみを避けることの優先順位が高いので、特にデメリットが重要です。英語が出来ないと本当に困るんだ、そんなの嫌なんだ、と心から思わないと、決意が固まりません。

それで、今日はセッションの半分以上の時間を使って、そのあたりを掘り下げました。

理由をはっきりさせて決意することが何よりも重要ですから。

その方は、最終的に、仕事のためではなく、お子さんのために英語を勉強すると決意されました。親が大人になっても勉強を続け、目標を達成する姿を見せたいから、その上で子供にも英語を勉強させ、世界を広げて欲しいからと。

このモチベーションは強いですよね。

何がモチベーションになるかは人によって違いますけどね。

そしてモチベーションを継続するための仕組みも必要です。

いくら強いモチベーションがあっても、人間はついつい楽な方に流れてしまうこともありますから。

その方には毎回TOEICの試験を受け、毎回100点ずつ得点を上げると約束していただきました。確かTOEICの試験は年に3回くらいあるので、全部受けていたら必然的に年中勉強し続けることになりますからね。

そこまで決意を固めてから、ヒプノで暗示を入れさせていただきました。

楽しく勉強をしているところ、いい点を取ったところ、仕事で生かしているところ、そしてお子さんに話しているところをイメージしていただきました。

この方は以前、ワークショップで自己暗示の方法も学ばれているので、同じイメージを自己暗示で繰り返していただくようにお願いしました。

これできっと1年後にはずいぶんとしゃべれるようになっていることでしょう。

人間は、本気で決意して、それが継続する仕組みに自分を入れてしまえば、なんだってできますからね。

本気で決意できないことは無理ですよ。今からオリンピックで金メダル取るとかね(笑)

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