人を指導するときのコツ

人を育てようとしているのにうまく育たないんだけどどうしたらいいのか、という相談を受けることがあります。

この問題、大体、原因は同じです。

この質問に答えるときの答え方を昨日思いつきました。

山登りに例えます。

あなたは一定の道のりを経て、今そのスキルを得ています。

それは、山で言うと、八合目くらいに達しているのかもしれません。

あなたが教えようと思っている人は、今、三合目にいるのかもしれません。

三合目にいる人に、八合目は雲の上で、全く見えません。

あなたが五号目や六合目を超えて行ったときに学んだことや、気付いたこと、ましてや、あなたが今、八合目でようやく気付いたことや悩んでいることなどを、三合目にいる人に言っても、伝わるわけがないんですよ。そんなことを言いまくると混乱させるだけなのです。

人を育てるということは、その人が今三合目にいるとして、そこから、一段でも二段でもいいから、上に登っていくことをサポートすることです。そして、さらに次の一歩を踏み出そう、踏み出したい、私には踏み出せる、という自信を持たせることなんです。

だから、三合目の人の目線に降りて、その人が一歩を踏み出すために必要なことだけを説明することが大切なんです。

そして、一段上がれたら褒めてあげて、次の一歩も楽しく簡単に登れるという気持ちにさせてあげること、それが大切なんですよね。

足し算を学んでいる小学校一年生の子供に、分数や小数、ましてや対数や因数分解の話をしまくったら、混乱して足し算すら出来なくなっちゃうと思いませんか?

でも、会社で部下を指導している人には、そんなことをしちゃっている人が結構いっぱいいたりするんですよね。

指導している相手がなかなか覚えない、出来が悪い、成長が感じられない・・・・と思ったら、それは指導しているあなたのせいである可能性が90%くらいかもしれません。

小学生に因数分解の話をして、理解しないからと、イライラしてプチ切れていたら、最悪の指導者ですよ。

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この記事へのコメント

あつこ
2015年06月27日 09:39
子供たちにも言ってますよ。学校でわからなかったら、先生が教え方が悪いから、嫌がられてもしつこくわかるまで教えてもらいなさいって。
管理人
2015年06月30日 21:16
あつこ>それは大事だよね。教えてくれてる人が教えるのが上手い人とは限らないから、学びたい人が相手の不足を受け入れ、必要なことを引き出すというのも、有効な手立てですよね。