コロナで大変なことになっている事業者のひとりとして思うこと
私はエステサロンを経営しています。
私個人は占いのスクールとソフトウエア開発の会社もやってまして、そっちの方も、コロナのせいで通学のスクールが続けられなくなり、港区にある、高い家賃のセミナールームは使えず、自宅からオンライン授業をやっていますが、それが意外とうまくいっていまして、生きるか死ぬかというところにまでは追い込まれてはいません。
でもまあ、それは個人的な事情なのでおいておいて、もしエステサロンだけをやっていたとします。
100㎡未満の小さなエステサロンです。
国や都の休業要請の対象には入っていません。
でも、4月に入ると、お客様の方からキャンセルが立て続けに入り始めました。
そりゃそうですよね。
それで、予約もないのにスタッフを遠くから通わせるのも、感染リスクもあるのでなんなので、予約がない日は休みにしたり、半日しか仕事がない日はそのまま帰っていいことにしたりしていました。
そうこうしているうちに緊急事態宣言が出て、都の休業要請の詳細が出ました。
国と都であれこれもめたあげく、結局、うちのような小さなエステサロンは、休業要請の対象にはなりませんでしたが、休業したら協力金がもらえる対象になりました。
てことは、できれば休んでね、ということですよね。
ならば休むしかありません。
ちなみに、4月の売上は、前年度の20%くらいでしたから、協力金をもらっても赤字です。
ご予約いただいていたお客様には謝罪して、緊急事態宣言が明ける5/7以降にご予約を変更していただきました。
そんな中、月末に家賃の支払いは済ませました。
そして、休業中のスタッフの給与については、雇用調整助成金があれやこれやと話が変わり、申請すらできません。したところで、いつ支払われるかわかりません。でも、給与支払い日は数日後にやってきます。
去年の同月売上から5割以上減っているので、国の持続化給付金というのがもらえます。200万円です。いつ入金するのかわかりませんから、とりあえずは、手持ち資金でしのぐしかありません。
ちなみに、うちくらいの規模の小さなお店なら、200万入れば数か月は持ちます。
でも、数か月です。2~3カ月とかそんな感じかな。
ちょっと大きなお店なら、1か月も持たないでしょう。
もちろん自分の生活費なんかねん出はできないんですよ。
私は脱サラして自己資金で始めたお店なので、借金はありません。
なので、仮に倒産しても、投資したお金が飛んだというだけで済みます。
しかも、別の会社もあるので、特に困りはしません。
もちろんスタッフが失業しますから、そんなことはしたくはありませんが。
でも、借金してお店を始めているオーナーは、通常、連帯保証をしていますから、会社が倒産したら、借金だけ残るんです。
それなのに、無利息で融資するから、もっと借金して、事業を継続してくれ・・・って言われてるんですよね。
今でも返せるかどうかわからないという人もいるでしょう。
それをもっと借金しろって?
でも、つぶれたら、連帯保証債務だけが残る・・・。
そんな状態なのですよ。
そして緊急事態宣言延長。
一番気になるのは、休業要請が続くのか、そして、協力金や助成金が増えるかどうかですが、どうやら東京都は協力金は増額しないと決めたようです。
てことは、休業をやめるところが増えますよ。きっと。
日本のために、医療のためにっていうのはわかるけど、そのために経営者は借金抱えて倒産しなきゃいけないわけで、それ、善悪の判断ですかね。
パチンコ屋さんが営業し続けてることが非難されてますけど、ああいうパチンコ屋さんとか、固定費が半端ないらしいじゃないですか。
毎月1000万とか、リース料とか、建物の賃借料とかがかかって、多分、それには、何か月、何年かは払い続けなきゃいけないという契約条項がついてるでしょうから、売上が入らなくなれば、たちまち倒産なんじゃないですかね。もちろん、資金力のあるオーナーさんもいるでしょうけど、そうじゃないところもあるでしょう。
一見、悪人に見えるけど、そういっちゃ、可哀そうな気がします。
私的には、5/7から、感染防止策を講じながら営業を再開するのか、5月末まで休業するのか決めなきゃいけないのですが、どうしたらいいのかわかりません。
はっきり言って、日本の感染状況は、まったく大したことないので、なんでここまで経済を壊す必要があるのか、よくわからないんですよ。欧米みたいにひどいことになるなら、しょうがないとも思いますけど・・・。
もしかしたら、経済をぶっ壊すほど大変な事態が起きてるのかもしれないんだけど、でも、持続化給付金を、昨日、申請したら、25万番台くらいだったんですよ。申請開始たった2日目でですよ。売上半減が条件ですから、それだけの企業が売上半減してるんです。予算からすると、国は100万社以上を予想してるんです。そのうち何千社、何万社もが倒産しちゃいそうなんですよ。日本の政府の対応の中途半端さ、遅さを見てると、首を吊る人もたくさんでてくるかもしれません。
もちろんコロナで亡くなった方のお話を聞いてると、身近で起きたらと思うと、お金なんて、経済なんて・・・って言う気持ちもわかるけど、でも、頑張ってやってきたお店を潰すしかなくなるオーナー、その人が抱える大きな借金、たくさんの失業者・・・どっちがどうなの?とも思います。
世界がどっちに向かおうとしているのか、それによるのかもしれませんね。
人類は経済活動を大幅削減し、地球環境と共生せよ、と言われてるのかな・・・。
もはや、そう思わないとやってられません。
追伸
それとね、日本で感染が広がらない理由は、BCGじゃないかという説があり、そうとしか考えられないよね、と思っているのですが、それと、もうひとつ気づいたことがあります。日本人はものを食べるときに多くの場合、おはし等を使うじゃいですか。でも欧米人って、毎食、パンなどを食べるのに素手で食べ物を触りますよね。ハグをするから、とか、コロナがついた靴を履いて家に上がるから、などという話がでてますが、手についてるコロナを口にするのが一番やばいわけで、それって、パン食じゃないの?と思いついたのでした。
私個人は占いのスクールとソフトウエア開発の会社もやってまして、そっちの方も、コロナのせいで通学のスクールが続けられなくなり、港区にある、高い家賃のセミナールームは使えず、自宅からオンライン授業をやっていますが、それが意外とうまくいっていまして、生きるか死ぬかというところにまでは追い込まれてはいません。
でもまあ、それは個人的な事情なのでおいておいて、もしエステサロンだけをやっていたとします。
100㎡未満の小さなエステサロンです。
国や都の休業要請の対象には入っていません。
でも、4月に入ると、お客様の方からキャンセルが立て続けに入り始めました。
そりゃそうですよね。
それで、予約もないのにスタッフを遠くから通わせるのも、感染リスクもあるのでなんなので、予約がない日は休みにしたり、半日しか仕事がない日はそのまま帰っていいことにしたりしていました。
そうこうしているうちに緊急事態宣言が出て、都の休業要請の詳細が出ました。
国と都であれこれもめたあげく、結局、うちのような小さなエステサロンは、休業要請の対象にはなりませんでしたが、休業したら協力金がもらえる対象になりました。
てことは、できれば休んでね、ということですよね。
ならば休むしかありません。
ちなみに、4月の売上は、前年度の20%くらいでしたから、協力金をもらっても赤字です。
ご予約いただいていたお客様には謝罪して、緊急事態宣言が明ける5/7以降にご予約を変更していただきました。
そんな中、月末に家賃の支払いは済ませました。
そして、休業中のスタッフの給与については、雇用調整助成金があれやこれやと話が変わり、申請すらできません。したところで、いつ支払われるかわかりません。でも、給与支払い日は数日後にやってきます。
去年の同月売上から5割以上減っているので、国の持続化給付金というのがもらえます。200万円です。いつ入金するのかわかりませんから、とりあえずは、手持ち資金でしのぐしかありません。
ちなみに、うちくらいの規模の小さなお店なら、200万入れば数か月は持ちます。
でも、数か月です。2~3カ月とかそんな感じかな。
ちょっと大きなお店なら、1か月も持たないでしょう。
もちろん自分の生活費なんかねん出はできないんですよ。
私は脱サラして自己資金で始めたお店なので、借金はありません。
なので、仮に倒産しても、投資したお金が飛んだというだけで済みます。
しかも、別の会社もあるので、特に困りはしません。
もちろんスタッフが失業しますから、そんなことはしたくはありませんが。
でも、借金してお店を始めているオーナーは、通常、連帯保証をしていますから、会社が倒産したら、借金だけ残るんです。
それなのに、無利息で融資するから、もっと借金して、事業を継続してくれ・・・って言われてるんですよね。
今でも返せるかどうかわからないという人もいるでしょう。
それをもっと借金しろって?
でも、つぶれたら、連帯保証債務だけが残る・・・。
そんな状態なのですよ。
そして緊急事態宣言延長。
一番気になるのは、休業要請が続くのか、そして、協力金や助成金が増えるかどうかですが、どうやら東京都は協力金は増額しないと決めたようです。
てことは、休業をやめるところが増えますよ。きっと。
日本のために、医療のためにっていうのはわかるけど、そのために経営者は借金抱えて倒産しなきゃいけないわけで、それ、善悪の判断ですかね。
パチンコ屋さんが営業し続けてることが非難されてますけど、ああいうパチンコ屋さんとか、固定費が半端ないらしいじゃないですか。
毎月1000万とか、リース料とか、建物の賃借料とかがかかって、多分、それには、何か月、何年かは払い続けなきゃいけないという契約条項がついてるでしょうから、売上が入らなくなれば、たちまち倒産なんじゃないですかね。もちろん、資金力のあるオーナーさんもいるでしょうけど、そうじゃないところもあるでしょう。
一見、悪人に見えるけど、そういっちゃ、可哀そうな気がします。
私的には、5/7から、感染防止策を講じながら営業を再開するのか、5月末まで休業するのか決めなきゃいけないのですが、どうしたらいいのかわかりません。
はっきり言って、日本の感染状況は、まったく大したことないので、なんでここまで経済を壊す必要があるのか、よくわからないんですよ。欧米みたいにひどいことになるなら、しょうがないとも思いますけど・・・。
もしかしたら、経済をぶっ壊すほど大変な事態が起きてるのかもしれないんだけど、でも、持続化給付金を、昨日、申請したら、25万番台くらいだったんですよ。申請開始たった2日目でですよ。売上半減が条件ですから、それだけの企業が売上半減してるんです。予算からすると、国は100万社以上を予想してるんです。そのうち何千社、何万社もが倒産しちゃいそうなんですよ。日本の政府の対応の中途半端さ、遅さを見てると、首を吊る人もたくさんでてくるかもしれません。
もちろんコロナで亡くなった方のお話を聞いてると、身近で起きたらと思うと、お金なんて、経済なんて・・・って言う気持ちもわかるけど、でも、頑張ってやってきたお店を潰すしかなくなるオーナー、その人が抱える大きな借金、たくさんの失業者・・・どっちがどうなの?とも思います。
世界がどっちに向かおうとしているのか、それによるのかもしれませんね。
人類は経済活動を大幅削減し、地球環境と共生せよ、と言われてるのかな・・・。
もはや、そう思わないとやってられません。
追伸
それとね、日本で感染が広がらない理由は、BCGじゃないかという説があり、そうとしか考えられないよね、と思っているのですが、それと、もうひとつ気づいたことがあります。日本人はものを食べるときに多くの場合、おはし等を使うじゃいですか。でも欧米人って、毎食、パンなどを食べるのに素手で食べ物を触りますよね。ハグをするから、とか、コロナがついた靴を履いて家に上がるから、などという話がでてますが、手についてるコロナを口にするのが一番やばいわけで、それって、パン食じゃないの?と思いついたのでした。
この記事へのコメント
日本のこと、今日のガーディアン紙に載ってた。リンク載せときます。世界的には、日本ももうすぐ爆発的に増えるんじゃないかとしんぱいされてるようです。BCGのことはこちらでも一度だけ聞いたことあるけど、どうでしょうね。パン食、思いつかなかったわ。
https://www.theguardian.com/world/2020/may/04/japan-to-extend-state-of-emergency-covid-19-amid-fears-second-wave-could-cripple-tokyo-hospitals
日本は多分、欧米みたいには増えないと思うよ。きっと終わってから、科学的な説明が行われるんでしょう。増えるならとっくに増えてるわ。今日も自由が丘は人がいっぱいやった。