混ざっていく

飛行機が出来て、世界各国を行き来する時間が短くなり、

電話代が安くなり、外国の人と話をするのが簡単になり、

そして、インターネットが広がって、世界の情報格差がどんどん縮まりつつあります。

(英語を読めない人は情報格差弱者になっているわけですが)

こうやって、世界はどんどん小さくなっています。

世界の経済も、徐々に混ざってきています。

その昔、沖縄の女性と北海道の男性が結婚して子供をもうけることはほとんどあり得ないことだったんでしょうが、今では二人が東京の大学で出会えば全く問題なく可能なことになったのと同様に、徐々に、日本人がアメリカ、ヨーロッパ、そしてアジアやアフリカの人たちと交流することも当たり前になりつつあります。

そんな時代のTPP。

毎日、出勤途中に「TPP断固反対」を訴える、赤いポロシャツのJA職員の群れに取り囲まれるんです。

「私は賛成派なんですけど」

とか

「あなた、TPPを避ければ、どういう明るい未来が日本にあるというの?」

と言ってみたいのですが、

出勤前にいらぬ騒ぎを起こして遅刻するのもなんなので、目を合わせずに通り過ぎてしまっています。

ま、既得権益を持っている人が反対するのはしょうがないんでしょうけどね。

しかし、JAなんて、最悪だよな。零細農家が言うならまだ同情もするけど。

こう言う抵抗勢力があるからか、意外と時間がかかるようですが、世界各国が徐々に交わっていくこのトレンドはもはや止められないんじゃないかなぁ。

お風呂の水に、赤や黄色や緑のインクをぽつぽつと垂らしたところを、ぐりぐりっとかき回した感じ。

いずれ交わっちゃうでしょう・・・。

日本だって、外国に安くていい製品を売って貿易黒字を拡大して、そして世界有数の経済大国にまでのし上がったわけじゃないですか。

ベトナムだってインドネシアだって、もっともっと豊かになりたいわけですよ。

まあね、EUROに入らなかったイギリスのように、固い意志を持って独立独歩の道を行くという選択肢もありますよ。でも、それはEURO全体に立ち向かえるくらいの力があって初めて有効なのであって、今のままの日本に東南アジア諸国の塊に対抗できるだけの戦略性があるとは思えないし・・・。

とはいえ入ってしまったら・・・・ドイツみたいに、そのリーダーになれればいいけれど、アメリカどころか、シンガポールにリーダーのポジションを取られちゃったりなんかして、すっかりはぎとられるかもしれないけど。

それはそれで実力でしょ。

でもさあ、私はね、お米は高くてもこしひかりを買いますよ。野菜もおいしっくすで日本の無農薬野菜を買うだろうな。けど、チーズは安くなるでしょ。アメリカやオーストラリアのチーズを買うかな。半額以下でしょ?オーストラリアワインももっと安くなるかな?どうせなら、フランスやイタリアにも加わって欲しいよね。

人の交流も増えるから、家政婦さんなんかも雇いやすくなるし、老後寝たきりになっても安心ですよ。お医者さんも、世界の優秀なお医者さんが競い合ってくれた方が安心。これは日本人だから安心だなんてとても思えないし。薬もね。海外の薬の方が進んでそう・・・。

少なくとも東京じゃ、歩いている人の3割くらいは外人になってるくらいの方がいいんじゃないか?

そして彼らが子供を産み、税金を納め、年金を払ってくれれば、日本の将来も少しは救われるってもんじゃないの?

黒船到来って感じ?

野田さんの腹をくくった決断を待ってます。

それにしても自民党はあかん、地に落ちた。JAの手前、賛成とも言えず、とはいえ自由化に反対する主義ではないから、情報が少ないとかいう言いわけに出たね。よーやるわ。

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