「日本人の成功法則」 by 神田昌典さん&渡部昇一さん

日本人の成功法則
フォレスト出版
神田昌典

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なんと、このお二人の対談ですよ。びっくりの組み合わせです。早速読んでみましたが、はっきり言って、読むべきです!!私的にはいい本でした~。お二人が感銘を受けられた本がいっぱい出てくるので、アマゾンに片っ端から注文を出しちゃいましたが。本からリンクで買えるといいなと思う私は効率主義者過ぎ?

対談と言っても、一言ずつじゃなく、あるテーマについて各人がまとまった話をされる形になっていますから、対談というよりはエッセイをつないだようにも見えます。いろんなテーマについて話をされているので、概要を書くと言うよりは、私が気に入って線をひいた箇所をいくつかご紹介しつつ・・・。

まず、マーフィーの法則って渡部さんが日本に紹介されたんですね。これは知りませんでしたがびっくりしました。

渡部さんが1958年、28歳だった頃にドイツに留学されていて、東西ドイツにどうしてこんなに差が出来てしまったのかと考えていたときに書店に積んであった「マーフィー眠りながら成功する」をぱらぱらっと読んでみて、東西ドイツの差は社会における夢の有無にあったんだと気付いたんだそうです。しかしその当時の日本は左翼思想にかぶれた人たちが多く、この本を翻訳したものの、ペンネームを使って出版したんだとか。

次に渡部さんの言葉でラインマークを引いちゃったのは、「自分が重要だと思うことをコツコツ続けていたらいつか天の一角からロープが降りてくると言う期待をもっていい」という言葉です。うん、私もそう思います。神田さんもそういう経験がおありとのこと。

それから吉田松陰の言葉。「死して不朽の見込みあらばいつでも死ぬべし。生きて大業の見込みあらばいつでも生くべし」。これも深いですね。そのくらいの思いで生きていきたいです。

渡部さんのお言葉をいくつか。「やはり『いい運がやってきてくれ』と期待する気持がないと運はつかめない」「成功者との付き合いを大事にしなさい」。これも同意です。成功者との付き合いを大事にするというのは、そこから利益を得るためというんじゃなく、前向きな影響を受けられるからです。暗くあきらめた人たちの話ばかり聞いていても、自分まで沈鬱な気持ちになってしまうだけで、いいことは何もないので。

さらに「私は常々高所得者から高い税金を取り、それを貧しい人に分け与えるという社会主義的再配分の税制思想を排して、税金を安くしなければ金持ちが力を発揮できる国にはならない、と主張してきました。嫉妬と社会主義の税制のもとでは、いい国づくりなど絶対にできないのです」。サッチャーさんも、金持ちを貧乏にして貧乏人が金持ちになったことはない、と言ってたそうです。

次は神田さんのメンターだった近藤藤太さんのお話。1916年生まれの方です。

近藤さんは現在の金額で何百億円というような財を築いたにもかかわらず、55歳のときにポンドショックに見舞われて会社が倒産。手元には6000円しか残りませんでした。会社を閉じたのは大みそか。経理の担当者から現金6000円を手渡された近藤さんはそのお金で近くのホテルに部屋を取って、一晩中泣き明かし、その翌日、最後に残った小銭を持って喫茶店に入り、パンとコーヒーを注文、新聞の求人広告を見て百科事典の営業マンの募集広告を見つけると、数ヶ月後にはトップセールスマンになっていたんだそうです。

近藤さんは、ふつうなら「人生の黄昏どき」ともいうべき72歳のとき、オーストラリアに移住して市民権を獲得したばかりか、なんと81歳で結婚までしているのです。

神田さんはこの近藤さんから晩年3年間みっちり話を聞き本にまとめていらっしゃいます。そのポイントのいくつかがここに紹介されていました。

●人生の切り替えポイントに立った時、いちばん悪いのは流されること。意志を持って決定すればどっちに転んでも後悔しないが、流されれば恨み続けることになる。

●奇跡が起こらないのは飛びこまないから。飛び込むと助かる。飛び込まない奴はダメ。海一面が火で覆われている。上から見ると火が燃えている。まわりは火でも水の中は冷たい。飛び込むのはイヤ。でも、水の中の方が助かるんだ。

●人間は考え方で人生が決まる。でも残念なことに、多くの人は、自分になんてできない、自分なんてそれに値しないと、自分で自分の能力に制限をかけてしまう。未来の自分を信頼することがたいせつ。

そして再び渡部さんの言葉。「成功・不成功の分かれ目は、ひとつには『自分はこういう人生を送りたい』というイメージをもっていたか、そうでなかったか、というところにある。人生も同じことです。自分がほんとうにやりたいこと、つまり自分にとってのあらまほしき姿のイメージをはっきり持つことが大事なのです。あらまほしき姿をつねにイメージとして頭の中に描いていると、それが基礎となって、その場その場で考えなくとも、あとから振り返ってみると、きちんとした手を打てていたり、キーマンに出会っていたり、進むべき方向にちゃんと進んでいたりするわけです。ですから、いついかなる時代にあっても私は、人生のイメージ・トレーニングは絶対に欠かしてはいけないと思っています。」

最後に渡部さんが紹介されていた幸田露伴の言葉「逆順入仙」についてです。

「老いて体力も気力も衰えていくのが「順」です。しかし、この「順」に逆らう生き方があるというわけです。それが「逆順」、順に逆らうという意味です。そういう生き方をすると、加齢と共に老いるのではなく、むしろ肉体的にも精神的にも若返っていく。そしてやがて仙人の境地に達する、というのです。それが「入仙」です。」

この前、渡部さんの著書の書評で渡部さんが暗記で記憶力を伸ばしていらっしゃるという話を書きましたが、ここから来てたんですね。還暦のあたりからラテン語の文章を暗記し始め、若い頃よりも記憶力が高まってきたんだそうです。神田さんがオバマさんの演説を暗記されたということが紹介されていましたので、私もオバマさんのあの演説を暗唱してみようかと思います。

それにしても、偉人と言われるような方って、みんな似たような考え方を持ってらっしゃいますよね。アブラハムと同じというか。私が好きなタイプの人ばかり見てるからかな?違う人もいるんでしょうか。ま、別にいてもいいですけど。

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この記事へのコメント

しのりん
2011年01月01日 16:22
おー!新年にふさわしいテーマですね。私も読んでみたいとおもいます。
「自分が重要だと思うことをコツコツ続けていたらいつか天の一角からロープが降りてくると言う期待をもっていい」
これは私も大きく同意します。信じる力は大きいし、人間は無限の可能性を持つんですから。
なんだか力が湧いて来ました。
今年もバリバリ、行きましょう!
管理人
2011年01月02日 18:31
しのりんさん>ありがとうございます。今年もパリバリ行きましょうね!
Sokichi
2011年01月03日 07:11
ありがとうございます!早速注文させていただきました!
管理人
2011年01月04日 00:14
Sokichiさん>早いですね。私も気になるのがあったら即買いしちゃいますが。今は本が山積みになっているので、すぐに買わないでアマゾンの欲しいものリストに加えるようにしてます(笑)
金太郎
2011年01月05日 00:57
あけましておめでとうございます!
昨年はアクアさんのブログからたくさんの気付きを頂きました。ありがとうございました!今年もどっぷり育児にならないよう、アクアさんのブログで適宜お勉強してゆきたいと思います!どうぞよろしくお願いします。この本とアブラハムも早速図書館に予約入れました。
管理人
2011年01月05日 01:01
金太郎さん>あけましておめでとうございます!今年もよろしくお願いします!!私もそう言っていただけるようなブログを書けるよう頑張りますね。アブラハムはいっぱい出てますからねぇ。私も今年は少なくとも翻訳本は全部読破しようと思っています。